かぎろひ


かぎろひ(カギロイと読みます。)厳寒の夜明け前に、希に現れる太陽スペクトルです。

東の空がうっすら明らみ、藍色、桃、淡い橙、茜色へとグラデーションに染まっていく。
さまざまな条件が揃わないと遭遇できない、妖しく幻想的で美しすぎる神秘の自然現象。

奈良県宇陀市が「かぎろひの里」として有名ですが、似た現象なら見ることができます。

子供の頃「朝焼けは雨、かぎろひは晴れ」と教えられたとおり、必ず冬晴れになります。
太陽の暖かさ、月の満ち欠けと同じように、かぎろひもまた宇宙を感じさせてくれます。

東(ひむがし)の 野に炎(かぎろひ)の 立つ見えて
かへり見すれば 月傾(かたぶ)きぬ (柿本人麻呂)

夜明けが遅いこの季節、特別早起きをしなくても、かぎろひの予定時刻に立ち会えます。
晴れて寒い冬の早朝、運だめしに夜明け前の壮大なスペクタクルの開幕を待ってみては?

運が良ければ西の空には、有明(ありあけ)の月が・・・見られたらYou are mighty lucky!

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