le Système D (システム D)

ビューティコラムの画像20160516
フランス人の会話の中に時々登場するle Système D (ル スィステム デー)という言葉。

「いざとなったら、システムDだね。」とか「システムDで乗り切ろう!」的な使い方をします。
システムDのDは、「どうにかして目標に到達する」という意味のフランス語の頭文字です。
「もつれた糸を解く」という意味もあり、困難を克服して切り抜ける、「なんとかする。」ことです。

衣・食・住すべて自分で創意工夫して、すでにあるモノを活かしつつ、よりよいモノを生み出す。
日本人の「節約」とは違い、無駄を省いて、工夫すること自体を楽しむ・・・ある意味での「贅沢」
お金を払えば大概のモノやサービスが手に入る現在の日本では、忘れられた発想かもしれません。

日常生活をより便利に簡単にするためのアイディア・グッズが次々に開発され販売されています。
コンビニ、100円ショップ、自動販売機、便利が溢れる日本では、ないモノは買うのが当たり前。
私たちは、「工夫すること」や「知恵を絞ること」を忘れてしまったのでは・・・という反省もあります。

でも、実は「おばあちゃんの知恵袋」のように、昔の日本人が得意としていた分野のはずです。
日本の「もったいない」文化は、今や世界の合言葉「MOTTAINAI」として認められています。

フランス人の「システムD」に学ぶべきことは、知恵と工夫で問題を解決しながら、そのプロセスを楽しんでしまう「ゆとり」ではないかと思います。
自分らしさを大切にする価値観が根底にあります。

このコラムのカテゴリー・タグ