Chocolat Chaud(ショコラ ショー)

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「チョコレート」と聞くだけで、ちょっと嬉しい気分になりませんか?

日本では食べるカカオを「チョコレート」、飲むカカオを「ココア」と言いますが、フランスではチョコレートを「ショコラ(chocolat)」、ココアを「ショコラ ショー(温かいショコラ、chocolat chaud)」と表現します。

チョコレートの主原料になるカカオ豆はもともと南アメリカが発祥の地で、アステカ・マヤ・インカ帝国の民族によって栽培されていました。

トウモロコシペーストをベースにしたカカオ・ドリンクは当時非常に貴重で「神様の飲み物」として崇められていましたが、16世紀にアステカ文明を征服したフェルナンデス・コルテスが本国のスペインにカカオを持ち帰ったことにより、ヨーロッパに伝わりました。

スペインでは苦みのあるカカオにバニラと砂糖を加え、高価な飲み物として貴族や僧侶などの特権階級を中心に大流行したそうです。

その後、1615年にフランスの国王ルイ13世がスペインの王女アンヌ・ドートリッシュと結婚した時、チョコレート好きなアンヌが持参したことによってフランスにチョコレートがもたらされることになりました。

フランスの宮廷で「愛の秘薬」の名称を得た後、チョコレートはヨーロッパの王侯貴族の間であっという間に広がっていったのです。

このように昔から多くの人に愛されてきたチョコレートですが、カカオは非常に栄養価が高く、多くの効能効果が期待できます。カカオの美容効果に注目し、チョコレートを塗って肌から美容成分を取り込む「カカオエステ」が少し前に話題になりましたね。

カカオには老廃物などの排出を助けるデトックス効果や保湿効果があると言われていて、若々しい美肌へと導く成分の宝庫なんです。
皆さんもご存じのサヴォン アンベリールにもカカオが配合されていますね♪

“カカオエステ”でチョコレートの甘い香りに癒されながらリラックスしつつ、カカオの美容効果で心も体も美しく磨き、幸せな気分になれそうですね!