BODY AND SOUL


「私は美容ビジネスが嫌いです。」
彼女の著書「BODY AND SOUL」は、この言葉からはじまります。
化粧品業界に革命をもたらしたアニータ・ロディック「ザ・ボディ・ショップ」の創業者。

イタリア系移民の両親のもとイギリスで産まれたアニータは、教育大学を卒業した後、教師、パリの新聞社、ジュネーブの国連機関等の職に就き、多方面で活躍していましが、一方で旅に魅せられ、ヒッピー・トレイルで世界中を巡ります。

その旅で環境、女性の人権、人種差別など、さまざまな問題や異文化に出合い、考え、インスパイアされた彼女は、帰国後、斬新でエシカルな化粧品を製造、販売する「ザ・ボディ・ショップ」を開店します。
容器リサイクル、動物実験反対、フェアトレイド等、当時としては経営哲学も斬新でした。

「地球市民としての責任を果たしつつ、環境、社会貢献とビジネスを両立させるべきです。」
彼女が遺したセルフエスティームは、多くの企業家、美容業界に影響を与え続けています。