香りの力 ~より前向きな健康と美容のために~

よい香りや好きな香りを嗅ぐとリラックスできますよね。最近ではアロマテラピーなども一般的になってきています。しかしそもそも香りが私たちに与える影響とはどういったメカニズムなのでしょうか?

今回は香りの力についてニナファームジャポンがご紹介します。

さまざまな身体の不調を引き起こす「脳ストレス」

呼吸をする、消化する、体温を調整する、話す、考える、感情を表す.…etc.
すべては脳の働きに関係し、まさに脳は身体の司令塔であり、健康的な日々を送るためには、脳の働きをいかにすこやかに保つかということが重要です。ところが、ストレスを受けやすい現代社会において、複数のストレスが重なり続いてしまうと、脳が過度のストレス状態に陥り、司令塔としての働きが低下してしまいます。それにより、活性酸素の過剰生成が促されたり、運動機能の低下、代謝機能の低下、さらには肌トラブルなど、さまざまな心身の不調を引き起こすきっかけになります。

心身の健康を保つ、脳内物質「セロトニン」に着目

セロトニンは脳内に張り巡らされたセロトニン神経から分泌される脳内物質で、ストレス耐性を向上させたり、精神を安定させ、記憶力・集中力・学習能力を高める働きがあるといわれています。つまり、この脳内物質セロトニンの分泌や働きが正常に保たれていると、ストレスに対する耐性力がつき、脳ストレスを溜め込みにくくなるわけです。脳の働きも活性し、健康と美容にもプラスとなります。逆に過度のストレスでセロトニンが欠乏すると、ストレス耐性が低下し、さらなるストレスでセロトニン欠乏が起こってしまうという悪循環に陥ってしまいます。早急に対処し、セロトニン欠乏から抜け出すことが大切です。

一瞬で伝わる香りの力でセロトニン脳へ

セロトニン欠乏を起こさないためには、常にセロトニンを正常に分泌できる脳にすることが基本。そのためには、根本原因となる過度のストレスがない生活が一番ですが、現代社会においてそれはなかなか難しいこと。上手にストレスを発散し、脳ストレスを軽減する手段を生活に取り入れることが必要です。
たとえば、「香りの力」。香りは唯一、感情などを司る大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。つまり一瞬で気持ちをリセットし、心身をリフレッシュする効果があるのです。神経が落ち着き、脳ストレスが軽減されると、セロトニンが正常に分泌されやすいセロトニン脳へ。ストレス耐性も高まり、脳の働きを活性してくれます。そんな香りを生活空間に取り入れたり、外出時にはフレグランスを用いることで、日々ストレスフリーな生活となり、若さや美しさの秘訣にもなります。