ニナファームのルーツをめぐる~独自のエイジングケア成分「エーデルフォース」の原料「エーデルワイス」が生息する故郷、アルプス編~


 

可憐な花に秘められた、強くたくましい生命力を美の源へ

アルプスのシンボルとして知られるエーデルワイス。私たち日本人には、映画「サウンド オブ ミュージック」の挿入歌や子供の頃、音楽の時間に歌った歌のタイトルとして親しみがあります。

歌にもあるようにエーデルワイスは、白く可憐な印象の植物。名前を直訳すると「気高く白い」という意味があります。花びらのように見える白い綿毛に包まれた部分は、葉が変化したもので包葉といいます。花は真ん中にある丸い形の部分です。

エーデルワイスは、もともと石灰岩地帯などに自生する高山植物です。ただし、現在では、アルプスでも野生のエーデルワイスが自生しているのを見つけにくいほど、減少してしまいました。

その原因となったのが、エーデルワイスが持つ貴重な薬効です。アルプスの過酷な生息環境の中、エーデルワイスは独自の防衛本能を身につけ進化してきました。とくに紫外線照射が強く、気温・湿度など外的ストレスが激しい環境では、すぐれた抗酸化作用を持つことが必須。エーデルワイスは、ポリフェノールの一種、クロロゲン酸やタンニンなどのラジカルスカベンジャー(抗酸化作用)などによって酸化やフリーラジカルから身を守っています。

ニナファームでは、自然やこの希少な植物を保護しつつ、そのパワーを生かすことを考え、野生で自生するエーデルワイスと同じ環境で有機栽培をし、限りなく野生に近い状態で生育したエーデルワイスのみを素材として採用しています。

自然と植物に歩み寄り、共存しながらその力を借りる。ニナファームにとって、なによりも大切なことと考えます。
 

ごまかしのない植物成分は先端のナノテクノロジーから生まれる

どんなに希少ですぐれた植物成分も、ピュアな状態で抽出する技術がなくては、意味がありません。本来、植物に含まれる複数の活性成分を同時に抽出することは、非常に難しいことなのです。多くのものが化学物質などによって溶解しています。また、オイルやエモリエント剤などによる疑似的なもので効用が表現されていることもあります。

ニナファームは、先端のナノテクノロジーによって、複数の活性成分を同時に抽出することに成功しました。これにより、製品に純度の高いピュアな植物成分を用いることが可能に。また、植物の活性成分は、単体よりも複数の活性成分で構成した方が安定性が遥かに高く、有用であることもわかりました。そこで、ニナファームでは、抽出した植物の活性成分を即座にカプセル化するADSリポソーム技術を開発。カプセルに凝縮された活性成分は、それぞれの相乗効果により、高い安定性を保っています。

「エーデルフォース」は、エーデルワイスから抽出した独自のエイジングケア成分。ここにもニナファームのこだわりが生きています。素材になるのは若いエーデルワイスのみ。さらにその中でも活性力が高く、良質な成分を含有する質の高いものだけを採用しています。
 

エーデルフォースの故郷、アルプス

平均標高1,700mのアルプス山脈。最高峰は、ケーキの名前でも有名なモンブランです。広大な山脈はオーストリア、スロベニア、イタリア、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツ、フランスへと続き、ヨーロッパ各地域へ通じる要路に位置しているため、昔から使われているアルプス越えの峠がたくさんあります。現在はスピーディに登れる登山電車もあり、美しい大自然の魅力に観光客が後を絶ちません。「アルプスの少女ハイジ」を見て憧れをもった方も多いのではないでしょうか。

気候も北からの寒帯性、南からの地中海性、西からの海洋性、東からの大陸性に影響を受け、さらに連なる山々による標高差によって、多種多様な気候が生み出され、植物も地域によって、さまざまな生態系を見せています。

ニナファームの植物由来成分、エーデルフォースの元となるエーデルワイスは、フランスとの国境にあるモンブラン山群で、契約農家の手によって有機栽培されています。徹底した管理のもと、あくまでも野生のエーデルワイスと同じ成育環境で栽培されています。ですから、手を掛けすぎること無く、化学肥料や殺虫剤なども使用していません。厳しい環境を植物自ら乗り越えなければ、活性力が高く、良質な成分を含有する強いエーデルワイスが育たないからです。

素材の力を引き出すために、植物の成育から厳しい品質管理を行うことは、肌に美しいサプライズを起こすために欠かせないことなのです。