花言葉は「幸せの再来」~すずらん~
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5月1日って何の日か知っていますか?
フランスには、すずらんの花を愛する人やいつもお世話になっている人に贈る『Jour de muguet(ジュール ドゥ ミュゲ)すずらんの日』があります。
花言葉は『幸せの再来』。フランス語で『porte bonheur(ポルトボヌール)~幸せをもたらす~』といわれ、すずらんを贈られた人には幸運が訪れると信じられています。
すずらんとは、日本では多年草の総称を指し、”君影草”とも呼ばれています。大きな葉に覆われるようにそっと咲くすずらんらしい呼び名ですね。
フランスでは5月1日が近づくと、花屋はもちろん露店も現れ、街のいたるところですずらんのブーケを見ることができます。ちなみにこの日は、いくつかの規則はあるものの、許可なく誰でもすずらんを売って良いそうです。
今日のように、すずらんを贈る風習は16世紀頃にはじまったといわれています。 白いドレスに身を包んだ女性と、服のボタンホールにすずらんを付けた男性が集まり『すずらん舞踏会』が開かれ、出会いの象徴としてすずらんが用いられてきました。19世紀末から一般の人々にも広まっていき、20世紀になるとフランス全土で贈られるようになりました。
実は日本の花屋でもすずらんが置いてあるお店って多いんですよ!
5月1日は、恋人や家族、いつもお世話になっている人に、”すずらんの幸せ”をプレゼントしてフランスの雰囲気を味わってみてはいかがですか?