冬を乗り切る冷えにくい身体づくり ~冷え対策~

ぽかぽか温活で冷えにくい身体へ

冷えにくい身体をつくるポイントは、体内で熱をつくり、全身に巡らせることです。
ここでは、今日から生活のなかで実践したい、簡単ぽかぽか温活をご紹介します。

対策1【筋肉】
大きな筋肉をしっかり増やし、熱をつくる!

筋肉の量を増やすことで身体を温める熱も多くつくられます。
より効率的に熱を生み出すためには、「大きな筋肉」を意識した運動を行なうことが大切です。加えて、筋肉のもとになる良質なタンパク質の摂取も心がけましょう。

全身の大きな筋肉
・大胸筋
・大腿四頭筋
・広背筋
・大臀筋
・ハムストリングス
・腓腹筋&ヒラメ筋

おすすめストレッチ〈スクワット〉
①足を肩幅に開き、お尻を後ろへ突き出すようにして上半身を下ろす。
②太ももが床と平行になるまで下ろしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻す。
*最初は無理のない範囲で取り組みましょう。

タンパク質豊富な食材
牛・豚のもも肉/鶏むね肉/卵/さけ/ぶりなど

対策2【血流】
血液の流れを良くして、熱を全身に運ぶ!

筋肉でつくられた熱が全身に行き渡ることで、身体が温まり冷えを防ぎます。
そのためには、普段の生活を見直して、血液の流れをスムーズにする生活習慣を意識することが大切です。

湯船に浸かる
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで身体が芯から温まり、硬直した筋肉がほぐれて血流が良くなります。さらに副交感神経が優位になるため、心身ともにリラックスできます。

良質な睡眠をとる
睡眠不足により自律神経のバランスが乱れると、交感神経が優位に働き続けてしまい、血管が収縮して、結果、血流が悪くなります。ぐっすり眠ってスッキリ起きる、質の良い睡眠を目指しましょう。

適度に水分を摂る
水分をしっかり補給することで血液循環がスムーズに行なわれます。さらに余分な水分をきちんと排出することで、冷えやむくみの防止につながります。

身体を締め付けすぎない
キュッと締め付けるような衣類は、身体を圧迫するため血流が悪くなります。適度なフィット感のある衣類を身につけるようにしましょう。