ココロのCool down


立秋を過ぎましたが、今年の夏は全国的に、もうしばらく、厳しい暑さが続きそうです。カラダにもお肌にも疲れが蓄積する頃ですが、一番「夏バテ」しているのは実はココロかもしれません。

後半戦の「残暑」に備えて、この辺で「ココロのCool down」でリフレッシュしませんか?まず、口癖になっている「暑い!」と言うのをやめることからはじめてみましょう。

ついつい口をついて出てしまう言葉ではありますが、いくら言っても涼しくならないばかりか、この言葉で脳は余計に暑さを感じようとしてしまうのです。

周囲の人が暑い暑いと言っていると余計に暑さを感じたことはありませんか?そう、言葉は周りにも影響を及ぼします。

また暑さをしのごうとした行動も実は暑さを加速させている要因かもしれません。気ぜわしく汗を拭いたり、扇子であおいだり、その間にも「暑い」を連発してしまってはいませんか?

深呼吸をして、ゆっくり動作してみましょう。こっちの方がだんぜん涼しくないですか?

最近では様々な暑さ対策グッズも出ていますね。日傘は定番ですが、衣服のひんやり感を持続させるスプレーや冷感マスク、濡らして振ることでひんやりする手ぬぐいなどの涼感グッズをはじめ、手持ちの小型扇風機やハンズフリーで首にかける扇風機などの電化製品も沢山の種類があります。

グッズなども良いですが、もっと手軽にすぐに実践できる方法を一つご紹介しますね。

暑い時は、水で手首の上、できれば肘まで洗うと、嘘のように一気に涼しくなりますよ。外出から戻ってすぐ手を洗えば「暑い」の代わりに、「気持ちイイ」が口をついて出ます。

脳が「暑い」という言葉で余計に暑さを感じようとしてしまうと前述したように、実感を伴った言葉の力は案外強いもので、「気持ちイイ」という言葉はあなたのココロを元気にします。

気持ちイイが自然と口からこぼれたら、その言葉にきっと周囲の人たちも、「涼やかな風」を感じて気持ちイイはずです。