本当に価値あるモノ

200日間、買い物をやめた女性が自身の体験から気づいたことをまとめた記事を読みました。
彼女は、亡くなった父親の遺品整理を通して、モノに埋もれて暮らす自分の生活を振返り、必要でないモノ、使いもしないモノに多くを投資してきた結果、この世はモノで溢れかえり、次の世代のための地球を破壊しようとしていることに気づき、人生を変えようと決意します。

彼女が自らに課したのは、食品、必需品以外、一切新しいモノを買わずに生活することでした。
200日間に渡るチャレンジは、彼女の人生に対する価値観に大きな変化をもたらしました。
中古品の購入時の有意義で気分の良い支払い体験で、モノ、お金の真の価値に気づきます。

「モノに塗れた豊かさは、本当の意味での幸せではない。」
自らが体験し、学んだことを共有したいという思いで、彼女はこの記事を書いたそうです。
シンプルでミニマルなライフスタイルの価値観に共感し、私はこの短文を書きました。

また、たまたま同じ時期にこんまりさんのときめき片付けという方法を知り、私自身もミニマルに、ときめきに満ちた毎日を送りたいと思い実践してみました。

最初に書いた女性のように一切新しいものを買わないというところまではいっていませんし、流行りのミニマリストとまではいきませんが、衣服や身の回りに置くものをなるべく減らすために一気に大掃除をしました、驚くほど多くのものを手放しました。

最初はあまりの変化に戸惑うほどでしたが、服は少ないので迷わないし、本当にお気に入りのものしか残していないので何を着てもなんだかワクワクした気持ちで1日を過ごせます。また、厳選したものしか使っていないので、例えばお財布ひとつをとってみても使う度ににんまりしてしまうような、そんな不思議で、でもものすごく楽しい毎日に変わっていきました。

無駄なお金を使わなくなったことで、本当に欲しいモノや体験したいことが出てきたときに惜しみなく使うことができるようになりました。

モノが多いほど人は本当に大切なものが見えなくなる。それって本当だったんだ!と身にしみて感じています。