うるおいケアを極めれば、あなたの輝きも変わる
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角層透明度を高める「補水」と「保湿」の法則
肌のうるおいは、年齢や肌質を問わず大切なこと。とくに角層透明度は肌内部が十分にうるおっていることでその輝きが増します。
また、見た目の美しさだけではなく、肌がうるおうことで、肌本来の働きを正常に保つことができ、急速なエイジングや紫外線の影響によるトラブルに負けない強く、美しい肌の育成にもつながります。
角層透明度を高める3つのポイント
●補水
うるおいを与えるお手入れです。
肌にとって水分はとても大切です。うるおいが角層にめぐることで、ふっくらとしたキメ、肌の生まれ変わり=ターンオーバーが促進されます。
本来、肌は自らうるおいを蓄えていますが、年齢や空気の乾燥、エアコンや紫外線などによる外的環境で角層の水分は蒸散しやすくなります。急激な水分の蒸散は肌を乾燥させ、さまざまなトラブルの引き金に。
●保湿
うるおいを逃さないお手入れです。
肌本来のバリア機能は、外部からの異物の侵入を防ぐだけではなく、肌内部の水分も守る働きがあります。
その役割に深く関係するのがセラミドなどの細胞間脂質です。この細胞間脂質で角層が満たされていると、角質細胞は美しく整列し、バリア力も高まります。ところが、加齢や紫外線などさまざまな要因で細胞間脂質が減ると、角質細胞もまばらになり、結果、バリア力が弱まり、肌の水分が蒸散してしまいます。
●ハンドテクニック
深くうるおうための使い方です。
化粧水をバシャバシャ、クリームをベタベタ…。たっぷりお手入れしたからOKというのは、間違っています。もちろん、もったいないからチビチビ、というのは言語道断。適切な量をきちんと肌に送り込み、留めることが大切です。
さらに、肌の一番上にある角層は約0.02mmとごく薄い膜。擦ったり、ひっぱったりの無理なお手入れは肌に負担をかけてしまいます。