ニナファームジャポン流 頭皮と髪の正しいお手入れ法


 

梅雨から夏は菌のバランスが崩れやすく、頭皮トラブルが起こりやすい!

いつものようにケアしているのに、梅雨から夏にかけて頭皮にトラブルを感じることはありませんか?もしかしてそれは、「菌のバランスの崩れ」によるものかもしれません。
私たちの身体にはさまざまな種類のマイクロバイオータ(微生物)が生息しています。腸に生息する腸内マイクロバイオータは広く知られていますが、顔や頭皮などの肌にも「皮膚マイクロバイオータ」と呼ばれる微生物が棲んでいます。皮膚マイクロバイオータは主に3つのカテゴリーに分けられ、肌をすこやかに保つ「善玉菌」、増殖すると悪さをする「悪玉菌」、そのどちらか優勢な菌の味方をする「日和見菌」がいます。そして、肌や頭皮状態というのは、善玉菌優勢な菌のバランスを保つことで、すこやかに保たれているのです。
ところが何らかの要因で悪玉菌が増殖すると、善玉菌優勢な菌のバランスが崩れ、頭皮にさまざまなトラブルが起こります。実は、これから迎える梅雨から夏は、悪玉菌が増殖しやすい要因がたくさん潜んでいます。日々のケアで悪玉菌の増殖を防ぎ、トラブルのないすこやかな頭皮環境を育みましょう!
 
フローラ バイオシールドシリーズを使ったニナファームジャポンおすすめのお手入れ法をご紹介します。

Step1 バランシングシャンプー

頭皮に残った皮脂や汗、汚れを落とす

①予洗い
まずブラッシングで髪や頭皮に付着した汚れを浮き上がらせます。その後、シャワーのお湯で汚れを洗い流してください。じっくりと予洗いをすることで毛穴が開き、さらにシャンプーの泡立ちも良くなるので、汚れ落ちが格段に上がります。
②頭皮を洗う
適量のシャンプー剤を手に取り、手のひらで軽く揉み込むようにしてしっかり泡立ててから髪全体になじませます。その後、泡を頭皮に行き渡らせ、指の腹を使いながら頭皮をマッサージするように丁寧に洗います。すすぎは、指の腹を動かしながら、頭皮に汚れを残さないようにしっかりと洗い流しましょう。

Step2 バランシングトリートメント

髪を補修してハリ・コシ・ツヤを与える

水気をよく切ってからトリートメントを髪の中程から毛先を中心になじませます。頭皮は避け、髪が長い場合は手ぐしでとかすように1本1本丁寧になじませます。髪全体に行き渡ったら2~3分程度置いて、浸透を促してからすすぎます。髪の根元や頭皮にトリートメント剤が残らないようにしっかりと洗い流しましょう。

Step3 バランシングミストウォーター

菌のバランスをサポートする

タオルで水気をふき取った頭皮にミストウォーターを近づけ、頭頂部、左右側面、後頭部などに吹きかけます。その後、指の腹を使って頭皮全体に行き渡らせます。洗いたての頭皮はとてもデリケートな状態です。やさしく丁寧になじませましょう。

Step4 ドライヤー

頭皮を乾かすことを意識する

ドライヤーのかけ方にもひと工夫。髪を乾かすのではなく、頭皮を乾かすことを特に意識します。頭皮が半乾きの状態は、悪玉菌の増殖につながってしまいます。また、湿った状態がいつまでも続く、自然乾燥も絶対にやめましょう。ドライヤーは、頭皮から15~20cm程度離し、髪の根元に指を差し込みながら、頭皮に風をあてるようにして乾かします。ドライヤーはこまめに移動させ、熱風が1か所にあたり過ぎないように注意しましょう。