元気があれば・・・

 

「元気ですか?」と声の大きなあのA氏はこの言葉に続けてこう言っています。
「元気があれば何でもできる。」と。

なんとなく耳にしていたこの言葉が「ほんとうにその通りだな。」とつくづく感じたのは、体調を崩した時でした。
目の前のやらなければならない事も、休みに向けて溜めておいたやりたい事もたくさんあるのに、頭ではわかっていてもなんだかカラダを動かす力が湧いてこず…。おしゃれをする気力さえなくし、動くことが億劫になってしまうのみならず挙句の果ては、思考までもがネガティブに陥ってしまう始末。
「このまま、動けなくなったらどうしよう…。」とか「もしかしたら重い病気なのでは…。」だなんて結構本気で考えてしまいました。

でも、人間のカラダには、自分が思っている以上の驚異の治癒力が備わっています。元気が戻って感じたこと、それがあの言葉「元気があれば何でもできる。」は、正しい!ということでした。

カラダが健康で元気に満ち溢れていると体調が悪い時には億劫に感じてしまっていたこともなんということはなくこなせますし、やりたいことをやっているときはさらに元気になっていくという好循環が生まれました。

元気だと美味しいものがさらに美味しく感じるし、今を楽しむことに全力になれます。

と言いながらも実は脳科学的には逆なんだそうです。
動くから元気になる、というのが本来の順序ではあるらしいのですが、それでも元気で健康でなければ動くことも出来ないですよね!なので私は「元気があれば何でもできる。」でも間違っていないと感じています。

ただ元気がない時でも、ちょこっとだけ頑張って動いてみると元気が出てくるのかもしれません。
なのでもしカラダは元気だけど少しネガティブになってしまう、というときは動いてみる、ということがネガティブな思考のブレーキとなることもあるのではないでしょうか。

そして年齢を重ねるごとにこの言葉には健康やメンタルだけではなく人生に対する教訓も感じるようになってきました。

人は老い、少なからず病気をし、自由に動けなくなる日が必ず来ます。
元気は有限です。限りがあるからこそ、元気があるうちはなんだってできる、なんにでもトライできる。
可能性は無限大!
だからどんどんチャレンジしていこう!

単なる根性論ではない、そういうチャレンジ精神の意味も込められているのではないでしょうか。

チャレンジしている人、目標に向かって進む人はキラキラと輝いてキレイです。
そう、元気とキレイは、とっても仲よしです。
元気には、もれなくキレイがついてくる・・・

たくさん動いて、たくさんチャレンジして、たくさんカラダにいいものを食べて
いつも元気でいましょうね。