敵を知れば、恐くない!美しくスマートに紫外線と戦う【前編】


肌老化の80%は紫外線の影響ともいわれるくらい紫外線は美肌の大敵!

年中降り注いでいるので、紫外線対策は365日、一年を通して行なうことが基本です。とくに量も強度も増してくる春から夏にかけてはいつものケアを紫外線対策モードに切り替えましょう。

朝のスキンケアにほんのひと手間プラスしてあげるだけで、日中の紫外線に負けない肌をつくり、美肌度もUP! 肌の未来も大きく変わります。

ニナファームジャポンが紫外線についてご紹介します。

1 肌を攻撃する紫外線

DATA1 紫外線とは

紫外線は波長の長さでUV-A、UV-B、UV-Cの3種類に分類されます。地上に届き肌に影響を及ぼすのはUV-AとUV-Bです。主にUV-Aは真皮層に、UV-Bは表皮層にダメージを与えます。

紫外線は量や強度こそ季節で変化しますが年間を通して降り注いでいます。とくに、5月~8月にかけてUV-Aがピークになり、4月頃から増え始めるUV-Bは8月にピークを迎えます。

紫外線は太陽から直接届く「直接光」だけではなく、建物や道路に跳ね返って届く「反射光」、空気中で散乱して届く「散乱光」などあらゆる方向から降り注ぐため注意が必要です。

室内でもUV-Aは窓ガラスを通り抜け、およそ80%が届き、カーテン越しでも50%は届くといわれているので油断しないようにしましょう。

DATA2 紫外線が肌に与える影響

肌老化のスピードを加速させる紫外線

肌老化の80%は紫外線ダメージが影響しているといわれています。紫外線対策をしている人としていない人では、同じ年齢であっても、肌状態に歴然とした差ができるのも事実です。

では紫外線を浴びた肌の中では一体どのようなことが起こっているのか見てみましょう。

影響1 活性酸素の過剰発生

紫外線は活性酸素を過剰に発生させる大きな要因です。

活性酸素のダメージで細胞代謝が低下すると、表皮層ではターンオーバーのサイクルが乱れ、角層に備わるバリア機能や水分保持力が低下。乾燥や小ジワを引き起こします。

真皮層では肌のハリ・弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを変性させるだけではなく、線維芽細胞にもダメージを与え、深いシワやたるみの原因に。

さらに、肌細胞のDNAにまで影響をおよぼし、最悪の場合、皮膚がんなどを引き起こしてしまいます。

また、紫外線を浴びるとメラノサイトが活性し、メラニン生成が活発になります。メラニンは黒色や褐色をしているため、ターンオーバーが低下した肌では外へスムースに排出できず、色素沈着を起こし、シミ・くすみの原因になります。

影響2 菌バランスの崩れ

紫外線によるダメージで肌環境が悪化すると、菌バランスの崩れにもつながります。

肌には皮膚マイクロバイオータと呼ばれる微生物がたくさん生息しています。なかでも肌状態に大きく影響を与える「皮膚常在菌」は、肌に良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、善玉菌にも悪玉菌にも姿を変える「日和見(ひよりみ)菌」の3種類に分かれます。

美しい肌は常に善玉菌優勢な菌バランスを保っていますが、肌環境が悪化すると悪玉菌が増殖し、かゆみや赤みなどの肌荒れを引き起こします。

さらに肌の表面を覆い、外部刺激や肌内部の水分蒸散を防ぐ皮脂膜が不足してしまうため、肌はますます抵抗力を失い、乾燥・シミ・くすみ・シワ・たるみにも発展。肌老化のスピードを一気に加速させてしまいます。